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精密歯科治療

歯を抜かない、削りすぎない、
むし歯を繰り返さないための精密な治療

他院で「抜歯をするしかない」と言われてしまった方へ

マイクロスコープによる治療

自費治療を行う際、マイクロスコープは必須の器械となりつつありますが、福岡県での導入率は10%程度というのが現状です。さらに、その10%の医院の中で、マイクロスコープを的確に使用するコースや教育を受けている歯科医師はほんのわずかです。

頑張れば抜かずに保存できたかもしれない歯でも、数年前までは抜いてインプラントにしていましたが、マイクロスコープの治療では、今までの抜歯適応の歯でもその一部は保存することができるようになりました。これにより、九州の歯科以外では数年前から積極的に導入が図られました。

もし、かかりつけの歯科医院で、歯を抜くことを前提でインプラントをすすめられたら是非当クリニックにご相談下さい。自分の大切な歯を抜かずにすむかもしれません。

アメリカの歯科大学では、歯内療法大学院の授業で顕微鏡をつかった実習が義務づけられています。
今後は日本でもこのような治療方法が増えていくでしょうが、前述したとおり現状ではマイクロスコープを所有する医院は数えるほどしかありません。
歯がいかに大切で、治療が難しく、いかに予防が難しいかと考えると、細部の治療にはマイクロスコープは必要です。

マイクロスコープによる精密歯科治療の特徴

  • 再治療のリスクを抑える

    歯の内部の神経や根の治療の成功率が向上し、再治療の可能性を著しく低下させます。

  • 治療の見える化

    希望により治療の様子をモニター画面でご覧いただくことで、必要な情報を患者様と共有でき、確認いただきながら安心して治療を受けていただけます。

  • 修復物の耐久性の向上

    精密な処置により、修復物の耐久性が飛躍的に向上します。

  • 治療の過程を記録

    どのように治療が進んでいるのか、治療の記録を画像で保存することができます。

  • 肉眼の25倍の視野で各治療の精密度UP

    抜歯やインプラント、その他治療をより精密に行うことができます。

根管治療はインプラント治療以上に価値がある

アメリカでは根管治療は根管治療専門医が行い、マイクロスコープ使用が義務付けられています。費用も30万円程かかります。それに比べ日本では保険で治療を行うと数千円という安さです。マイクロスコープなど特殊な機材を使っての最新の治療は保険が適用されないのです。

日本の保険治療の方法は何十年も前と変わらないので、根管治療の成功率は低く、根の先の見えない治療法によって、長期間の治療と再発を繰り返すことが多くあります。

精密根管治療は保険より高価です。しかし、1本の歯の寿命や価値を考えれば、決して高いものではありません。将来のインプラントへの費用を考えると同じ様なものです。インプラントなど外科的処置や人工物を骨に入れるリスクを考えれば大変優れた治療法です。

むし歯部分を取り残さない精密な治療

う蝕検知液の使用で
歯を削る部分をより少なく、的確に

治療の際、むし歯の取り残しがあると、そこからむし歯が再感染してしまいます。その結果、せっかく治療した歯にむし歯を繰り返すことによって、何度もむし歯治療や根管治療を施すことになり、最終的に抜歯となります。
当クリニックでは、むし歯を取り残さないための方法として、う蝕検知液を使用し、むし歯菌に感染している歯質を除去していきます。 う蝕検知液の使用によって、健康な部分はそのままに、むし歯に感染した患部のみが所定の色に染まります。マイクロスコープで患部を見ながら、染まった部分だけ丁寧に除去していくため、歯を削る範囲は最小限にしながらも、むし歯の取り残しなく治療できます。

精密な検査が可能な高度医療機器の導入

歯科用CT.セファロ機の使用で
3次元的な検査を

歯科用CT.セファロ機は、歯の内部や周囲の骨の構造を三次元的に映し出す高性能な機器です。通常のレントゲン写真では分からない歯の細かな状態や問題点を見つけるのに役立ちます。
CTを使って検査すると、歯の神経がどこにあるかや、根管の数や形などがはっきりと分かります。例えば、レントゲン写真では3本しか見えなかった根管が、CTで見ると4本あるということが判明することもあります。
また、CTの撮影時間は短く、10秒程度です。そのため、医科用CTに比べて、体に与える放射線の量は約10分の1ととても少ないく済むため患者様のことを第一に考えた治療を行うことが可能です。

NIRIテクノロジーitero5dプラスで
診断の効率化・高い精密性を実現

itero5dプラスは、スムーズなワークフローを提供する高性能なデジタルスキャナーです。このシステムには、歯の隣接面の虫歯を補助的に検出する近赤外線画像技術(NIRI)が備わっており、これまでのiTero製品群の実績に基づいて開発されました。これを導入することで、診療の効率を高め、診断、補綴と矯正の比較を患者さんへ可視化できるため、より納得していただける歯科治療を実現することが可能です。
肉眼では分かりにくい部分でも虫歯の検出をすることができ、メインテナンスをしっかり行っている方でも気づかない内に初期のう蝕ができている、、。と判明することもあります。当クリニックでは患者さま全員を撮影するため、早期発見・早期治療が可能です。

NIRIテクノロジーの特徴

  • 人体に無害な光線を使用

    人体に無害な波長の光線を使用しているため被曝のリスクを回避できます。
    そのため、レントゲン撮影のできない妊娠中の方の虫歯の発見に効果的です。

  • 虫歯の発見が容易に

    3D口腔内スキャナーに組み込まれた近赤外光画像(NIRI)技術は、診断を強化し、特に初期段階や隣接面の虫歯の検出を容易にします。

むし歯の再発リスクを抑える取り組み

ラバーダム防湿のはたす役割

むし歯治療の際に、歯を削った部分や歯の根に唾液や細菌が侵入してしまうことによって、その後の被せ物や詰め物の中で再感染を起こしてしまいます。
このラバーダムと呼ばれるゴム状のシートを歯に引っ掛けた状態で治療することで、唾液や細菌の侵入を防ぎ、むし歯の再発リスクを抑えることができるのです。

マイクロスコープの明るく拡大された視野で小さな歯の根も見逃さない

むし歯の感染が歯根まで広がると、根管治療が必要です。歯の根管は非常に細い上に人によって管の本数やサイズが違ったりと、目視では確認しづらいのが特徴です。また、お口の中は狭くて暗い空間です。
従来の目視での根管治療では、見えない根管を手探りで治療するため、感染した根管の見落としや感染部位の取り残しが多く発生します。この取り残した根管からむし歯が広がってしまいます。
マイクロスコープを使用することによって、このお口の中の「暗い・狭い・見えづらい」問題を解決します。明るく、拡大された視野で小さな根管も見逃さず、手探りではなくよく見える状態で治療することができます。

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